カテゴリ:カテゴリなし
一学期終業式「校長先生のお話」 7月18日
本日は7月18日(金)、一学期終業式の日です。「終業式」とは、「学期が終了するごとに行われる節目の儀式的行事」です。字の通り、「学期の授業をすべて終えたことの区切り」として行われます。「終業式」を行うことで、「学校生活における変化や節目をつくり、新たなスタートにつなげていく」ことができます。ですので、普段の月曜日の朝に行う「児童朝会」とは違う目的で行っていますので、今日は、一学期を振り返りながら過ごしてほしいと思います。
さて、皆さんは「一学期の目標」や「クラス目標」を立てて、頑張ってきたことと思います。「勉強のこと、友達のこと、学校生活のこと、家のこと、習い事」などについて、自分で決めて、自分で努力し、自分が挑戦したことと思います。実は目の前にいる先生たちも、自分の目標を決めて一生懸命に頑張ってきました。私も本校の教育目標の1つである「思いやりのある子ども」を育てていくことを目指して取り組んできました。みなさんと接していると、「相手の気持ちを想像して声をかけたり、相手の気持ちを考えて行動したりする姿」をたくさん見ることができました。また、「自分の気持ちや考えを、言葉で伝ることができる姿」も見られました。これからも三小のみなさん一人一人が「おもいやり」のある人に成長できるよう、応援していきたいと思います。みなさんも、自分が立てた目標がどれくらいできたのか、どこまで頑張れたのかを振り返る中で、できたこととできなかったことを整理して、夏休みや二学期につなげていってほしいです。
さて、「スポーツ」ではなく「勉強」の東京大会・全国大会である「全国学力調査」の結果が、学校に届きました。このテストは、東京都に住んでいる約10万人の6年生と、全国に住んでいる約100万人の6年生が同じ内容を同じ日に受けました。本校の6年生も、三小の代表として、「国語・算数・理科」の三教科を受けました。4月の児童朝会では「学校の代表として、自分の力を出し切り、1点でも多く、満点目指して取り組んでください。」とお伝えしましたが、6年生は全員が参加し、「算数」はあとちょっとでしたが、「国語と理科」は全国平均を上回ることができました。なかには全問正解、満点を取って、東京1位、全国1位になった人もいるようです。普段の6年生の授業の様子を見ていると、「どうせやるなら楽しく学ぼう!」という気持ちがたくさんあふれています。私もその考えは大賛成です。「楽しい学び」とは、ただ単に「あぁ、面白かった!」が残るだけではなく、「わかった!」「できた!」と自分自身が実感できることが、本当の「楽しい学び」だと思います。6年生は、まだまだもっともっと伸びますので、自分たちの力を信じて、「楽しい学び」を進めていってください。また、1~5年生の皆さんも、お手本である6年生を見習って、授業でも、家でも、「楽しい学び」を進めていってください。
明日から、いよいよ夏休みです。今年の夏休みは44日間もあります。この44日間をどうやって楽しく過ごしていくか、先ほどお話しました一学期の目標と同様に、夏休みの目標も自分で決めてほしいと思います。目標を立てて、行動する力や行動をして達成感を味わうことは、これからの時代を生きていく上でとても大事となります。一方で注意しなければならないこともあります。自分の命を大切にするということです。熱中症、交通事故、水の事故、火遊び等に注意しなくてはなりません。その他、不審者、いじめ、万引き、SNSなどにもきをつけなくてはなりません。自分自身が事故や事件に巻き込まれないよう、学校で学んだことや各お家のルールを守って、安全に生活してほしいと思っています。
最後に皆さんにお願いです。「お家の人が知らないことを、こっそりすること」や「家族の人が知らない人とのやり取りやお出かけをすること」は、絶対にやめてください。万が一、困ったことや心配なことがある場合は、たった一人で悩む必要は全くありません。お家の人やお友達、学校の先生などに、遠慮なく相談してください。それでは、ここにいる皆さん一人一人が、9月1日(月)の二学期始業式に全員集まることを楽しみにしています。
公開日:2025年07月18日 11:00:00
更新日:2025年07月18日 12:09:53